2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

2013年11月30日  時計のはなし

巷では20万円以上するROLEXなどの高級機械式時計をしている人もいますが、僕がここ10年くらいで買い集めた2000円代から~1万円前後のお気に入り時計を日替わり感覚で紹介してみます。 月曜日 ブライトリングっぽいデザインのクロノグラフ 買ったのはもう15年…

2013年11月29日 写真詩

みなさん一週間お疲れ様でした。 今日は写真とコトバのコラボ、写真詩で寛いで下さい。 静謐で上質な時間がそこには存在した まるでこの世のものとは思えないような ひっそりと秘密の庭園といった風に 京都嵯峨野にて なんでこんなに人がいるのだろう? 東京…

2013年11月28日 手紙を書くようにブログを書く

「伝えたい」いつでもそんな気持ちが僕の中にあった。

2013年11月26日 『リボルバーを胸にウォークマンを片手に』 第五回

(5) 俺は悲しかった。涙が止まらなかった。こんなことなら話しかけなければ良かった。一生、会わないで美しい思い出として胸にしまっておきたかった。いさ子が俺をはめようとした。それも色仕掛けで。何てこった。だれに頼まれたのだ。なぜ、彼女は断らな…

2013年11月27日  秋の夜長の菊地成孔

色々な人のエッセイを読んで来た僕が今までで一番気に入っているエッセイ集はジャズ・ミュージシャンでありサックスプレーヤーである菊地成孔氏の書いた「スペインの宇宙食」だ。

2013年11月27日  東京芸大の卒展はオススメです

初めて行ったのは大学4年の時だからもう20年以上も前になる。 偶然立ち寄って見た油絵科の作品の最初に今では人気作家の会田誠さんの作品と自画像がセットで置いてあった。

2013年11月26日  昔見たアンリ・マチス展のこと

三年くらい前のとある金曜日の午後、会社を休んで上野でマチス展を友達と見た。

2013年11月26日 『リボルバーを胸にウォークマンを片手に』 第四回

(4) だが一体誰に。そして何のために。思い当たるのは一つだけだ。リボルバーを盗んだ犯人と勘違いされているのだ。

2013年11月25日  自分への誕生日プレゼント

来月は僕の誕生日で自分へのご褒美に何かちょっと高価なものを買おうと考えていた。

2013年11月25日 『リボルバーを胸にウォークマンを片手に』 第三回

いつのまにか宝町まで来ていた。一駅分、歩いてしまったのだ。まったく疲れを感じない。それどころかますますどこかへ行きたい気分だ。家には帰りたくない。この気分は、世界中を独り占めしちまったような気分はとても誰かと共有できるものではない。 それは…

2013年11月24日 水元公園の紅葉

今朝は早く起きたので朝食を食べて8時過ぎに自宅を出発。 水元公園へ紅葉を見に行きました。 道路沿いはもう半分以上、散ってしまっている。 湖沿いのイチョウは真っ黄色に染まっていた。 芝生広場の樹は赤、緑、黄色に。芝生の上は落ち葉のじゅうたん。 午…

2013年11月24日  映画『モテキ』をDVDで観ました

観る前の宣伝イメージで美人女性4人に代わる代わる求められる映画なのかなと思っていたが違っていた。これは森山未来の長澤まさみへの一途なラブストーリーであり、麻生久美子は脇役、そして他の二人に至っては飲み屋のお姉さんと職場の怖い上司という恋愛…

2013年11月23日  彼女の詩、僕の散文 

中学の頃、隣のクラスに好きな女の子がいてその頃は付き合ったりデートするなんてとんでもない時代だったので僕と同じクラスの彼女の友達が手紙を彼女から僕へ運ぶという形で文通していました。 彼女は時々、短い詩を書いてきました。僕が詩を書くようになっ…

2013年11月22日 小説『リボルバーを胸に・・』解説(1) 一方通行と監視への反撃と第二回

この小説で主人公の正晴はウォークマンで様々な曲を聴きながら夜の東京を歩いて行く。様々な曲がそれぞれ意味を持ちながらバックミュージックのように小説の背景を埋める。 ウォークマンのラジオを聴くという一方通行のコミュニケーションを、だが主人公はラ…

2013年11月21日 『リボルバーを胸にウォークマンを片手に』 第一回

(1) 僕はその日、クリスマスの晩に礼拝に行った銀座の教会のトイレでおもちゃみたいな60口径のレボルバーを拾った。 おもちゃだと思ったのでみやげにと思ってコートのポケットにそれを忍ばせ、レボルバーことはすっかり忘れて歩き出した。 『60口径の…

2013年11月20日  小説『レボルバーを胸にウォークマンを片手に』近日連載

20代の頃、僕はなかなかに真面目に賞を目指して色々な短編小説を書いた。会社から帰って来て夕食を終えるとNack5で斎藤千夏のDJを聴きながら初めてのボーナスで買ったパソコンで一太郎というソフトを使って毎日1時間から2時間くらい書いていた。 会社の友人…

2013年11月19日 パラレルワールドを扱った映画や小説

僕は並行世界、パラレルワールドにとても興味がある。現代物理学や宇宙論でも孫宇宙の存在が予言されていたり、ブラックホールがホワイトホール経由でアナザーワールドに通じているとか真面目に議論されている。近い将来、物理学者はパラレルワールドへの扉…

2013年11月19日 御岳渓谷に行ってきました

11月16日土曜日に奥多摩の御岳渓谷に行ってきました。 当日朝に中央線で人身事故があり、16日の日記「ホリデー奥多摩号の悲劇」にあるように散々の出だしでしたが10時過ぎに何とか御嶽駅に到着。 ホームから降りる人の列で10分ほど改札に辿り着けないほどの…

2013年11月18日   頭の中で耳鳴りがする

それは突然やって来て僕を襲う。最初にその感覚に取り込まれたのは19の時だった。感覚がものすごく鋭敏になり、誰が味方で誰が敵かが肌で感じられるようになる。 周囲の人は気づいているのだろうか?僕はまるで秘密警察に追われた指名手配者のような気分にな…

2014年1月2日  『幻想の彼方へ』再構成作業1日目

今日から実際に昔書いた小説の再構成作業に入る。 元の文章がこれ 実際はこの前に1~2章、序章のような文章がある。 私小説1. 1 イントロ 電車は気が抜けるほどすいていた。これではどこかの田舎で催される展覧会のようだなあなどと思いながら、心はすで…

2013年11月17日  手帳のはなし

本屋さんや文具店には来年の手帳が所狭しと並ぶ頃となった。 僕も5年前から手帳に凝るようになり、色々な手帳を試してみた。 今日はその遍歴を少し紹介します。 2007年以前 会社で支給される手帳 まだ手帳にお金をかけるなんてと思っていた。会社支給の能率…

平成25年11月16日 ホリデー奥多摩号の悲劇

今日は朝7時過ぎに家を出て奥多摩の御岳渓谷に行ってきた。 朝6時過ぎに起きて何気なくテレビを点けたら「三鷹で発生した人身事故のため中央線が御茶ノ水-三鷹間で運転見合わせ」とある。ありゃ、これじゃ辿り着けないと焦った。 しばらくして止まっている…

2013年11月15日 僕が会社でしか煙草を吸わない訳

僕はずっと煙草を吸わない人だった。あんな煙いものをわざわざ肺に入れるなんてとんでもないと思っていた。定期的に吸うようになったのは四、五年前からだ。 最初は気分転換のためとメンソールのスーッとするのが好きで吸い始めたくらいで煙を口で味わうとそ…

2013年11月14日  書き換えによる習作8日目

芥川龍之介のオリジナル 八 火花 彼は雨に濡れたまま、アスフアルトの上を踏んで行つた。雨は可也かなり烈しかつた。彼は水沫しぶきの満ちた中にゴム引の外套の匂を感じた。 すると目の前の架空線が一本、紫いろの火花を発してゐた。彼は妙に感動した。彼の…

2013年12月6日 本当の大人

ストック用に書きましたが載せます。 2013年12月6日 本当の大人 僕はちょっとしたことですぐ気分を害したり、落ち込んだりするし、 逆にちょっとしたことで有頂天になってしまう。 要するに精神年齢が幼いのだと思う。 本当の大人は少々のことで浮足立ったり…

平成25年11月13日  一回不要なものは全て捨ててみる

毎日の生活ってやつは放っておくといつの間にか いろんな事に追われ、急き立てられ、 得体の知れない不安を抱えたままどんどんイライラが溜まって行く。 たぶんこれは要らない荷物を抱えすぎてるからだ。 シンセサイザーが発達し、音色が増えるほど音楽は凡…

2013年11月12日  伝言ゲーム

君→僕 ゲームの話 僕→君 小説の話 お互いが発するねえねえ光線は 着陸できずに空間を彷徨う 自分の好きなモノ→相手も好き 実際→割と関心ないんですよね 近くの人→悪いところが目につく 遠くの人→悪いところがわからない ぐるっと回ってニャンコの目 やっと気…

2013年11月11日   書き換えによる習作6日目

芥川龍之介のオリジナル 六 病 彼は絶え間ない潮風の中に大きい英吉利イギリス語の辞書をひろげ、指先に言葉を探してゐた。 Talaria 翼の生えた靴、或はサンダアル。 Tale 話。 Talipot 東印度に産する椰子やし。幹は五十呎フイートより百呎の高さに至り、葉…

2014年1月10日  感性の鋭さと文学的体験について

書き溜め用です。 2013年11月10日 感性の鋭さと文学的体験について 若い時は感性が鋭いのかもしれないが、何分それはかなり一人よがりで自分中心な感性だと思う。まあだから尖ったものが表現できるのかもしれないし、歳を重ねると他人の気持ちはわかるが鋭い…

2014年1月10日  『幻想の彼方へ』再構成作業

書き溜めように書きましたが載せます。 2013年11月10日 『幻想の彼方へ』再構成作業 材料として今、僕の前にあるのはテキストファイル化されたたぶん3割程度の原稿と残り5割は紙ベースの手書き原稿。そして2割は紛失してしまっている。 今、僕が覚えてい…