2018.04.23 竜ヶ岳登山

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晴れてたらこんな風なのだが。。

 4/23に同じ会社の人と富士五湖の一つ本栖湖の横にある竜ヶ岳という山に登ってきた。標高1485m。登りはじめのキャンプ場が標高900mだから標高差585m。
 1000m以上の山は20代の頃、大学時代の友人と登った奥多摩の本仁田山(1224m)以来で昨年筑波山(877m)には登ってはいるものの標高差335mだったし実に30年近く振り。
 ずっと「山なんてさあ」というスタンスで生きてきたのだけど最近辛いことも多くいい景色を見て気分転換できればとの思いで今年は月一で登りたいと靴やリュック、ズボンも新調して臨んだ。

 竜ヶ岳は晴れていれば富士山が間近にかなり大きく見えてそれ目当ての登山者も多い。
友達と大月駅で9時半待ち合わせだったので6時起きで間に合うのだけれど余裕見て5時起きして9時前には駅に着いていた。友達が渋滞で遅れ登山口に着いたのが11時近く。天気は曇りというか霧であまり視界良くなく今にも雨が降りそうな気配。それでも登り始める。

 事前に登った人のブログの写真見てたらすごくなだらかな道ばかりだったので楽勝と思ってたのだが実際は登り始めてしばらくすると延々と険しい上りが続く。すぐに息が上がり着ていたシャツは汗まみれになり頑張るのだがあとどれくらいで上りが終わるのかもわからないままの上りはきつくそのうち足も上がりづらくなり情けないが何度か「もう無理です。引き返してもいいですか?」と友達に懇願しそうになってしまった。(笑)
 友達は後で聞いたら足踏みを止めると疲れがどっと来てしまうのでどんどん先に行ってしまう。
水分を大分多目に2Lも持ってきてしまったことや自分のお腹についた贅肉の生ハムを恨めしく思ったが飲み物を森に捨てるわけにも行かず大分遅れてゆっくり登る。途中の休憩所を過ぎると勾配も緩くなり20分ほど歩いたら頂上に着いた。まあ途中足が上がらなくて根に足を取られ足攣りそうになったりしたんだけど。

頂上は一面の霧でホワイトアウト状態。富士山はおろか5m先が見えない。ミストが風で体に吹き付け涼しくて気持ちいいが頂上でゆっくりお昼という感じではない。5分ほどで記念写真撮ると足早に下山。降りるのは登るよりは息切れたり汗かいたりしなくてずっと楽。ただ足を踏ん張らないとずずーと滑るのでそれだけ注意。40分ほどで下山したのではないか?


 今回は雄大な景色を見て気分転換はできなかったが山登りという最低限の荷物と自分だけで限られたコースをひたすら上り下るというプチ修行体験を通じ普段いかに楽な生活をしているかとか大抵のことは自分が安全に帰れたことに比べたら大して気にすることではない小さなことと実感でき大月から都内に入りサラリーマンや学生たちを見ながら「なんてぬるい生活してるんだ」と思えてきたことなど収穫があったのでこれからも山登り続けて行きたい。
ただより高い山を目指すためには以下二つが必要と感じた。
・お腹の生ハム取るための減量
・上りで息せき切らず弱音吐かないための体力づくり
以上報告でした。