2017.10.09 関東東側乗り鉄大回り周遊の旅

f:id:tatumac:20171009100922j:plain

 もともとは夏の暑さをしのぐためにクーラーがキンキンに効いた電車で1日を過ごせたらと考えたのが発端だった。それが4年くらい前。ネットで調べると140円で関東一周数百キロを乗り鉄している人たちがいることを発見。真夏に決行しようと思っていたがなかなかできずにあれからはや3年2017秋。気づくと10月になっていてもう既に涼しい。でも避暑でなくても140円で車窓を眺めながらいろいろ物思いに耽ったりタブレットPCで文章書いたり出来たら素敵だなと思っていた。
 里山ハイキングかで迷ったが結局ぼーっとできる乗り鉄にした。結果はかなり正解だった。
 常磐線茨城県入ってからと水戸線の岩瀬までは牧歌的な景色で楽しめる。
 トイレの心配も中距離やローカル線は電車内にトイレが付いていた。
 友部で水戸線に乗り換えるとき白人の老夫婦がいた。なぜこんなとこに?と思ったが二駅行くと笠間焼で有名な笠間だった。大回りの旅でなければ駅を降りて街を散策したいところだが改札を抜けてしまうと140円でなくなってしまうので外人夫婦が下車するのを横目にそのまま電車に乗りつづける。
 三連休の最終日なせいか普段通勤ではなかなかお目にかからない私服を着た若い人も多い。そういう乗客の服装を眺めるのも楽しい。
 今回は小さく回る大回り周遊だったので家を朝8時に出て午後1時過ぎには帰宅していたが次は房総半島大回りで海を見てみたくなった。そうなると1日がかりになると思うが乗り鉄は意外といい。
 自動車だと窓が小さくて景色も切り取られてしまうが最近の電車は窓が大きくて一枚の絵を見てるみたい。それに車のように運転に気をとられずぼーっとできるし事故の心配も無い。

f:id:tatumac:20171009101209j:plain

 ずーっと乗っていると少し電車酔いみたくなるけど乗り換えの時に外の空気を吸えば問題ない。
 自転車だとぶつからないように運転しながらなので深いレベルのぼーっとはできないが電車だと瞑想に近いぼーっとができたし後半は車内でブログの文章を書けたし車内が空いてて景色のいいところならば乗り鉄は思った以上に楽しいと実感した体育の日でした。