2016.10.12 僕の乱読的読書法

f:id:tatumac:20161016111106j:plain 30代までは家の近くの図書館も蔵書が少なくて本は本屋で買って読んでいた。雑誌は600円くらいして高かったから滅多に買わなかった。時々文庫本を買う程度。あとは好きな作家の新刊を買う程度だった。
 ここ10年くらいで図書館の蔵書も大分充実してきてベストセラーも半年待てば順番が回って来るし数年前の本ならすぐに借りれるようになった。というわけでかなり気に入ってじっくり読みたい本以外は図書館で借りている。
 で常時家には10冊近い本が並んでいてそれらを並行して少しずつ読み進めるのが僕の読書スタイル。
 だいたい10分くらい経つと集中力が切れてしまい他の本に移る。これを繰り返してグルグルと数冊を行ったり来たり。
 不思議と頭の中で他の本とごっちゃになることは無い。文学作品はこの方法は難しいかもしれないが。。
 本当に理想の読書とはその本の中の世界に完全に没入して他の事など思い浮かばないくらい集中できればいいのだが僕は読書中も脳のどこかで別のことが思い浮かんでしまう。でそのことに関する本にスイッチしたり別のことをしたり。
 ひどいときは一つの本を図書館から借りて返してまた借りてを繰り返し半年かけて読み終わるときもある。
 音楽の聴き方もそうだ。大抵一曲聴き終わらないうちに別の曲が聴きたくなり途中で切り替えてしまう。
 こんなことができるのも音楽がスマホでmp3で聴けるようになったからなのだがたまには完全に没入したくなる本や曲に出会いたいものと思いながら週末一人で抹茶を立てて精神統一と安らぎを感じようとしている今日この頃です。