2016.10.04 iRigを使いはじめてわかったこと
3日前の土曜朝iRigというギターエフェクター接続キットが届いてすぐに使ってみたが奥が深い。
ソフト部分のAmplitubeは単なるエフェクターだけでなくチューナーやリズムマシンが付いてる。さらにそればかりでなく録音やミックス作業もできるしGarageBandに繋いで使うこともできる。iRigとギター、iPadだけで曲が作れそう。
もちろんエフェクターとしての機能も豊富で高性能だ。iPadのアプリとしてダウンロードして使い無料版だとディストーションとノイズフィルターしか付いていないので1800円で有料版の最小セットを買った。
フェイザー、オクターブ、フランジャー、ワウペダル、FUZZ、ディレイまで付いていてもう十分だ。
僕が高校、大学の頃はエフェクターというと単体機能のものしかなくて一個1万円以上した。ギターとアンプだけで5~6万してお金が無かった僕はディストーションとフランジャーだけしか持っていなかった。
ディストーションとフランジャーだけでクラプトンからディープパープル、ラリーカールトン、ボストンまでの音色を何とか出していた。
それがiRigでは1800円で7つのエフェクターである。時代は進歩したものです。
しかもしばらくして気づいたが同じエフェクターを2台、3台と重複してセットもできる。
実はiRigを買う際にAllan Holdsworthの大ファンでもある僕は彼が監修しディレイが最大6個直列に繋がっている今は生産中止となりヤフオクで3万から7万くらいで売買されているヤマハのUD-STOMPという幻のエフェクターも欲しいなあとかなり迷ったのだがUD-STOMP級の綺麗なディレイサウンドは難しいかもしれないがこのAmplitubeのディレイ3段重ねでかなりHoldswortサウンドに迫れるかもしれない。
YoutubeとかでのiRigとUD-STOMPのデモ演奏を聴いて思ったがiRigは電源いらずで手軽にメタルサウンドからアコースティックギターまでの音を簡単に作れるのに対しUD-STOMPはプロ仕様で初心者には扱いづらいという気がした。
Allan Holdsworthも好きだがSTEVE VAIや渡辺香津美もコピーしたい僕、また河原で練習したい僕にはiRigの方が良かったのだ。
音色も最初は自分で作り込もうといろんなエフェクターを並べ替えてつまみをいじっていたのだが中々思う通りの音色にならなかったがPreset音というのがあってこれを試したら実にいい音色になっている。
Amplitubeはエフェクターのみならずアンプや音を拾うマイクの種類、位置までを調整できるのでかなり幅のある音作りができそうだ。
まだ音色作りとちょこっとジャズギターのコードバッキングを練習している僕だが年末までにはリズムマシンに載せてリズムギター、リードギターを多重録音して曲を完成させてみたい。