2014年8月1日  夏至を過ぎても日没が早くなった感じがしないのはなぜ?

東京における日の出・日の入り時刻と昼の長さ

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青・・日の入り時刻 黒・・昼の長さ 赤・・日の出時刻

日の出と日の入り

 今年は6/21が夏至でこの日が昼間の時間が一番長く、この日以降昼間の時間がだんだん短くなるのだが夏至から1ヶ月以上経った7/26でも日没が早くなった感がない。
 そこで年間の日の入り、日の出、昼間の時間のグラフを見てみた。

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青・・日の入り時刻 黄色・・昼の長さ 赤・・日の出時刻

日の出日の入り時刻グラフ

 すると昼間の時間が最も長いのはもちろん夏至なのだが日の入りが最も遅いのは夏至ではなくその10日後の7/1頃なのだ。そして夏至から一ヶ月後の7/20でも日の入りは18時55分と夏至から5分しか早まっていない。だから夏至が過ぎてだんだん昼間の時間が短くなっても日の入りが早くなったと感じないのだろう。
 9/1になると日の入りは18時10分となり9月末には17時半となるので9月の一ヶ月で40分早くなる。「秋の日はつるべ落とし」と感ずるのはやはり9月に入ってからなのだろう。