2013年12月14日  僕の好きなギタリスト(速弾き編・第一回)

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Allan Holdsworth

 僕は中学の時にDeep purpleのHighwayStarを聴いてハードロック少年となり、高校入学前の春休みに貯金を全てはたいてエレキギターとアンプ、そしてエフェクターを買った。それから毎月Young Guitarを購読し、Led ZeppelinTOTO、Boston、Jeff Beckなどを聴きまくりコピーした。そんな中で僕が出会ったギタリストベスト3速弾き編を紹介します。第一回は孤高の速弾きギタリスト アラン・ホールズワースです。


Allan Holdworth - Road Games - YouTube

 この人はジャズでもロックでもフュージョンでもない独特な音楽です。彼は父親にギターを習った時、なぜかピアノの和音構成でギターのフレットを押さえるよう指導されたため、変態的なギターコードが編み出されたという。またスケールも独自にドレミファソを12345と数列に置き換え、12354,12435・・・・以下5×4×3×2通りの全ての順列組み合わせを練習したという実に科学的アプローチの人なのである。だが彼の弾くコードやスケールは実に美しい。

 ちなみにあのヴァンヘイレンは彼の曲をコピーしようとして指が届かず、苦肉の策としてライトハンドを編み出したという逸話があり、アランをギターの師と仰いでいる。僕は高校卒業時と大学卒業時に彼のコンサートを観に行き、サインも貰ったが握手してくれた彼の手はやはりすごく大きかったです。