2013年12月3日 僕が数学や物理を好きな理由

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 僕の高校時代の得意科目は数学や物理で、苦手科目は古典と日本史だった。

 もともと数学を好きになったきっかけは小学校3年の時、一年間だけアメリカに住んでいたのだが、あちらの小学校3年生の算数は日本の2年生相当で退屈していた僕を見かねた先生が4年生のクラスに飛び級させてくれたからではないかと思う。

 高校生になって歴史や英語、古典は年号や人名、単語をたくさん覚えないことには始まらないが数学や物理は公式を2つ3つ覚えておけば他の公式を忘れても導き出せるから暗記しなければならないことがほとんど無い。それでますます好きになったし問題を「解く」楽しさに目覚めたせいもある。

 大学も一度は社会学を志して文系に入学したものの何か違うと受け直して理工学部に入り、数学や物理の授業を受けたし、卒業後も数学の本は時々読んでいた。

 ただ、社会人になってからは問題を「解く」ことよりも理論を「理解」することの方に比重が移って行った。

 でも時々相対性理論の有名な「質量とエネルギーの等価性」の式 E=mc2を高校で習ったニュートンの公式F=maから導き出したり、映画「博士の愛した数式」に出てきたe^{i π} +1 = 0を三角関数から導き出せたりすると嬉しくなるからまだ数式をいじくり回すのも好きなのかもしれない。