2013年11月19日 パラレルワールドを扱った映画や小説

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僕は並行世界、パラレルワールドにとても興味がある。現代物理学や宇宙論でも孫宇宙の存在が予言されていたり、ブラックホールがホワイトホール経由でアナザーワールドに通じているとか真面目に議論されている。近い将来、物理学者はパラレルワールドへの扉を開けれるようになるかもしれない。

 

 映画でパラレルワールドを扱ったものを探してみた。

 

 『ミスター・ノーバディ』(Mr. Nobody)

 あらすじ 

2092年、化学の進歩で人間は永遠の命を持つようになっている。そんな中、118歳のニモは唯一の命に限りある人間だった。誰も彼の過去を知る者はいない。彼は“ミスター・ノーバディ”なのだ。病院のベッドで死を目前にしたニモの脳裏に、さまざまな人生の局面、岐路、選択が次々にフラッシュバックする。かつて9歳の少年だったニモの人生は、母親について行くか父の元に残るかの選択によって決まったのだった。

 

 この映画は近未来、SF、宇宙、不老不死、時間論など様々なテーマを扱っていて面白い。そして映像がものすごく美しい。

予告編 http://www.youtube.com/watch?v=dvIeUh3cXTM

  

 『スライディング・ドア』(Sliding Doors)

 地下鉄のドアが閉まった場合と閉まらなかった場合とでヘレン(グィネス・パルトロー)の運命や恋の行方がどう変わるかが並行して進んでいく異色のラブ・ストーリー

http://movie.walkerplus.com/mv30529/

 これはパラレルワールドというよりも「もしも違う選択をしていたら」というラブストーリー。あまり哲学的ではなく軽い感じで見れる。

 

 小説だと東野圭吾の『パラレルワールドラブストーリー』がある。

 これは仮想現実の中のパラレルワールドの話だが、最初の出だし、並んで走る京浜東北線と山手線の中で主人公と恋人を互いに行き来できない異世界同士として描くさまは素晴らしい。

 

 他にも色々あるようなので今度また読んだら紹介してみたい。

 みなさんも面白い小説、映画あったらコメントくださいね。