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2013年11月15日 僕が会社でしか煙草を吸わない訳

エッセイ

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僕はずっと煙草を吸わない人だった。あんな煙いものをわざわざ肺に入れるなんてとんでもないと思っていた。定期的に吸うようになったのは四、五年前からだ。

 最初は気分転換のためとメンソールのスーッとするのが好きで吸い始めたくらいで煙を口で味わうとそのまま吐いてしまう。肺まで吸ってニコチンを吸収するという吸い方はしていない。

 そのうちある事に気づいた。仕事中に煙草を吸うと忘れていた事、気づいていない事に気付かされるということだ。

 重要な資料を仕上げてお客様に送る前などに吸うと「あっ、あそこ間違っていたかも」とか気づいてデスクに帰ると案の定ミスっていて救われたことが多々ある。

 仕事の事を考え続けて行き詰まると煙草を吸う。デスクではこんがらがっていた頭の中が外の景色を見ながら深呼吸みたく吸ったり吐いたりしていると「なーんだ、こんなに単純なことだったんだ」と難解なパズルが解けるように解決してしまうこともある。

 だから僕は会社でしか煙草を吸わない。それも煮詰まった時だけだから一日二本程度だ。家やオフタイムでは吸わないし持ち歩かない。頭がこんがらがることが殆ど無いから。